実証実験 03
撥油実験
飲食店や工場の油汚れ
「裏抜け、染み込みなし」は本当か?
キット試験No.12をクリアした、
耐水紙スターパウチレスペーパーの
分子レベルの「撥油力・耐油力」を公開

実験の目的
この実験は、油を扱う飲食店や、工業現場での機械油の付着を想定した、JIS規格に基づいた、最も過酷な油の浸透試験です。単に油をはじく(撥油)だけでなく、油が紙の繊維に染み込むのをどれだけ防げるか(耐油性)を、専用試薬を用いてレベル分けします。
比較使用する用紙
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一般的な耐油紙
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スターパウチレスペーパー
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一般的な撥水紙
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一般的な上質紙
計4種 各A5サイズ
実験方法
【撥油性能】撥油度試験(キット法)
JIS規格JIS P 8140を参考にした本格的な性能比較試験で「油への耐性」を科学的に評価
キット法(Kit Test)とは 紙や板紙が「油をはじく力(撥油性)」を数値化するための試験方法です。JIS P 8140(または海外規格のTAPPI T 559)に規定されています。 粘り気の強い「ヒマシ油」と、浸透力の強い「トルエン」「ヘプタン」を特定の比率で混合した12種類の試薬(キットナンバー)を用います。数字が大きくなるほど液体がサラサラになり、紙にしみ込みやすくなるため、どのレベルまで耐えられるかで撥油性能をランク付けします。
今回の実験の概要
本実験では、JIS P 8140の規定に基づき調製した試薬を用い、対象サンプルの撥油性能を評価します。
本来の規格では12段階のフルセットで測定を行いますが、今回は試験の効率化および対象物の想定レベルに基づき、浸透力の異なるNo3・No7・No12の3段階のレベルをピックアップして試験を実施して比較し、厳密な「キット値」の特定を目的とせず、「油に対するバリア性の差」を確認します。

1. 滴下
各用紙に試薬を1滴ずつ滴下し、15秒静置します。

2. 拭き取り
15秒経過後、用紙表面の試薬を素早く拭き取ります。

3. 状態比較
試薬を拭き取った箇所の「変色」や「ぬれ」を目視で確認します。表面に浸透した跡がないか、紙の裏まで透過していないかをチェック。
